アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ケティル・ヤンスルがラップ バルガルディナDHトレーニングラン

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今日は曇天のバルガルディナ。トレーニングラン2回目が行われました。

ラップはケティル・ヤンスル。2位にスヴィンダルでノルウェーのワンツー。3位にクローウェルでした。

冒頭の写真は、コース後半のジャンプ。

この撮影ポジションはかなり遠く、私の「愛機」Canon EOS-1D Xに600mm、さらに1.4倍のテレコンバーターは挟んで選手がこの大きさです。

(カメラに詳しい方はご存知だと思いますが、通常、テレコンをはさむとAF速度の低下とシャープさが失われるのですが、新機材はまったくそのようなことがありません。600mmf4ⅡにテレコンⅢ型をはさんでも、AFの追従は俊敏で、Xのほうがマーク4よりも動きが迅速かつ写真がシャープ。技術の発達には目をみはるばかりです。)

それでも、なかなかスリリングなジャンプなので、今日はこの撮影ポジションを選択しました。

ダウンヒルレースはトレーニングランと本番の天気予報をよく確認し、4〜5日連続する撮影のなかでいつ、どこにポジションをとるかを自分のなかで作戦をたてないと後悔することになります。

昨日は唯一の青空と、こちらの天気予報が教えてくれていたので青空バックのポジションを選択。今日の曇天も計算済みでした。

明日のSG、あさってのDH本番は天気予報はよくありません。降雪となっていますが、それほど多くの雪ではないようです。無事、開催されることを祈ります。

せっかくヨーロッパまで来てるのにと思いつつ、お天気だけには勝てないので、臨機応変に撮影ポジションを変えたりするのがワールドカップ撮影の楽しみのひとつでもあります。

自分の計算通りに「はまる」と痛快なんですよ。まー、自己満足の範疇ですけどね。笑。

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ラップのヤンスルは、インスペクション前にスタッフにゴープロを装着してもらい、このままインスペしていきました。

スタートまで撮った映像を見て、イメージを高めるのでしょうね。

今日も引退したディディエ。

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インスペクションでスイスチームの選手たちにライン取りのコーチングをしていました。自分も滑りたくなっちゃってたりしませんかね?笑

さて、明日はSG。トレーニングランにエントリーしながら出場していない、リゲティとイビッツァ、そしてライヒも出場してくると思います。

昨日は北米でノースアメリカップSLが行われ、皆川賢太郎は13位。武田竜が12位でした。

今晩はポッツァ・ディ・ファッサでナイターSL、ヨーロッパカップが行われます。佐々木明、大越龍之介、石井智也が出場予定。湯浅直樹も体調が良ければ出場するとのことです。