マックス・フランツがW杯初優勝を遂げました。
今日も快晴となったバルガルディナ。
雪は少ないものの、サスロングという巨大な岩山のせいで日陰の時間が長い北向きのコースは例年以上に冷え込み、バーン条件も絶好のコンディションで行われました。
15番スタートの「ミスターバルガルディナ」こと、スティーブン・ナイマンが0.37秒差の2位に止まったことで、5番スタートのアクセル・ルンド・スビンダルの「復活優勝」成ったと誰もが思いました。
しかし、2度のトレーニングランで30番スタートから6位、29番から3位となっていたマックス・フランツがスビンダルを0.04秒上回り、初の表彰台中央に立ちました。
ワールカップ初優勝、おめでとうございます!
ソチオリンピック金メダリスト、僚友のマティアス・マイヤーの影に隠れて今ひとつ存在感が薄かったマックス・フランツですが、ここバルガルディナでスビンダルとナイマンを両脇に従えての勝利は自信になったと思います。
次戦、サンタカテリナも注目ですね。
さて、明日はGSの聖地とも言われるアルタバディア、グランリサでの今季第4戦。
日本からは成田秀将と高校生でW杯初出場となる小山陽平選手が出場します。
開幕3戦いまだ完走のない成田選手には是非ともゴールを、そして昨季のリレハンメルのでユースオリンピックGS銀メダリストの小山陽平選手には思いっきり悔いのない攻めの滑りを期待したいと思います。
日本からも応援よろしくお願いいたします!