アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヘルシンキ到着

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昨日12日の夜遅く、ヘルシンキに着きました。

今日はこれからフィンランドの国内線に乗ってキッティラに向かい、スラローム開幕戦の地であるレヴィに入ります。

今朝のこちらのテレビではフィンランド選手の記者会見の模様が流れていました。

セルデンに出なかった選手も今回は登場するとは思いますが、ボディは出るとか出ないとか、左膝打撲のスヴィンダルは出ないとかいろいろ情報は海外サイトで飛び交ってますが、果たしてどうなるでしょうか?

ニコル・ホスプのように開幕戦早々に怪我で戦線離脱してしまう選手もいましたが、実は今季は私自身がシーズン開幕から文字通り「つまずいて」しまいました。

そう、先月のセルデンで転倒し、右膝の靭帯を痛めてしまったのです。

女子の2本目終了後、素直にコース内を降りていけばよかったのですが、変わった位置から表彰を撮ろうと思いコース途中から外に出て、軟らかい雪にスキーをとられて転倒、膝を左右にひねってしまいました。

翌日の男子はなんとか撮影をこなしましたが、その日くらいから右膝が腫れてきてしまいました。

そんなこともあり、セルデンのブログはなんともあっさりとしたものになってしまいました。

なんとか歩くことはできたので、たいしたことはないかとも期待しつつ、帰国後すぐに近所の整形外科に行くと、レントゲン検査と念のためのMRI検査。

膝の内側靭帯と後十字靭帯の損傷でした。切れてはいなかったので手術ではなく保護治療ということで、サポーターで24時間拘束になりました。

湿布を一日2回とりかえながらサポーターをして、ワールドシリーズの松井の活躍と日本シリーズの巨人と日本ハムの熱闘をみながら家にこもっていました。

帰国した先月27日からなるべく外出を控え安静にしていたせいもあり、最近では自分でもだいぶ回復してきたように思います。お医者さんにも「だいぶ腫れがひいて良くなってきた」と言っていただきました。

実は怪我した当初はレヴィに行けるかどうか心配もしたのですが、スラロームだけで2日間しかないということもあり、スキーを履かずに歩いて撮影ポイントまで行けるということと、回復具合をみて予定とおり行くことにしました。

レヴィもこれで3回目で勝手もわかっているとはいえ、現場では無理をしないで行動しようと思います。

これからはスキーに限らず、十分、怪我には注意しなければならないという思いを強く持ちました。なんてったって、体が資本の商売ですからね。

さて、さて、日本女子は星瑞枝さんのブログによると3人出場するそうです。期待しましょう。

写真はヘルシンキ空港近くのホテルの洒落た円形窓からの雪景色。