今朝はずいぶんと冷え込んで、日本各地で初冠雪の便りが届きましたね。
あっという間に今年ももう10月。あと3ヶ月となりました。
今月の22,23日は毎年恒例のワールドカップ開幕戦、セルデンGSです。
SLの開幕戦は来月の12,13日。これも恒例となったフィンランドのレビで開催予定です。
セルデンのGSは日本からは男子1人、女子2人(星瑞枝、金子未里)の出場と思われます。男子の出場選手は湯浅、明、石井智也、3人のなかのいずれかでしょう。
しかし、セルデンのスキー場ライブカメラを見ると、ちょっと開催が危ぶまれます。
男子ナショナルチームは昨日からセルデンでのトレーニングを開始していますが、石井智也選手のブログにも雪が少ないと現地の状況がアップされています。
http://ameblo.jp/tmy0523/entry-11036168307.html
彼らがトレーニングしているのはワールドカップのコースより上部にあるトレーニングコースと思われますので、まだ写真のワールドカップコースよりは状況はいいと思います。
もしかしたら、雪はなんとかなるかもしれませんが心配なのは気温。
最高20℃、最低5℃というのがここ何日も続いています。
まあ、今年は雪がなくて中止かな?と思った年でも直前にわんさかと雪が降って冷え込んで開催にこぎつけたこともあったので、もう少し状況を見てみないとわかりませんが、心配なのは間違いありません。
日本の降雪が早く大雪の年は、ヨーロッパは暖冬で小雪というジンクスもここ数年の「定型」でもあるので、心配は「増幅」です。(苦笑)
私は毎晩、セルデンのスキー場ライブカメラをチェックしていますが、少しずつ雪が茶色になっていくような気がしています。まあ、心配してもこればっかりはしょうがないですね。
あまり心配していてもしょうがないので、今季の話題を少し。
昨季後半に台頭して今季もさらなる飛躍が期待される若手選手は、フランスのアレクシ・パンチュロとスイスのジャスティン・ムリシエ、ベアト・フウツ、アメリカのノーラン・カスパーあたりでしょう。
しかし、ムリシエはサッカーの練習中に右膝靭帯断裂の怪我で今季は出場困難となりました。残念です。同じスイスのスラローマー、マーク・ジニも膝の手術をするとの報道です。
一方、昨季のキッツビュールDHトレーニングランで重傷を負ったハンス・グルッガーですが、順調に回復し、あと数週間で雪上に立つまでになったそうです。一時は生命の危険にもさらされただけに、朗報ですね。無理のない時期にワールドカップシーンに戻ってきて欲しいものです。
これから3週間ほどは毎日、セルデンに降雪があり、冷え込んで、ワールドカップ開幕戦が無事開催されることを祈ります。ふれーふれーーー!
冒頭の写真は昨季のセルデン開幕戦前日のレースコース景。