アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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リゲティ今季初勝利 クラニスカ・ゴラGS

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リゲティがやっと今季初勝利をあげました。

今日のクラニスカ・ゴラは朝から気温が高く、ゴールは7℃。日差しが出ると春の陽気になりました。

1本目のインスペクションを撮っていたときにはこれはかなり荒れそうだと思っていたのですが、2本目のセット前にゴールまで滑っていくと、まったく溝らしきものが見当たらないコースにびっくり。

完璧に近いコースでした。

世界選手権のときのようにツルツルではなく、エッジも十分ひっかかりながらも荒れないコースは素晴らしかったです。明日のスラロームも期待できます。

2位にはキューシュ。レッドビブを奪取して、ベニーに52点差をつけました。

GSはあと最終戦一戦のみ。

今日の結果で3位のリゲティまでが種目別タイトルの資格があります。スペシャリストのブラルドーネは今季もタイトルはとれず。表彰式では少し悔しそうでした。

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右はじがブラルドーネ。

総合争いは1本目でぎりぎり30位に残ったコステリッチがトップを死守。まだ腰、背中の痛みがひかないのかと思ったのですが、2本目は9番目のタイムで少し安心。3位のグランジェに38点差をつけました。

明日のスラロームでもライヒを含めた3人の熱いバトルが見られると思います。

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ここの撮影ポイントはイビッツァに限らず、多くの選手がダウンヒルのようなジャンプをみせてくれました。ナイスなポイントでした。

明日のスラロームは日本の明と湯浅にとっては今季最後のワールドカップになる可能性が現状では高いと言わざるをえません。2人とも過去の好成績からも得意のコースであることは間違いないので、日本から、力の限りの応援をお願いいたします。

追記:明日は明が38番、湯浅が42番スタートになりそうです。