アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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リンゼイ・ボン2勝目 ガルミッシュ・パルテンキルヘン女子SL

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リンゼイ・ボンが11月のレヴィでSL初優勝して以来、今季2勝目を飾りました。

2位には地元ドイツのマリア・リシュ。仲のよい二人でワン・ツーでした。この2人で7戦中、6戦でどちらかが優勝しており、SL表彰台は「親友同士で独占状態」となっています。

お気つきになった方もいらっしゃると思いますが、リンゼイは今年からインタビューにドイツ語でも答えています。FISの新しい動画が見れるサイトを見ていてびっくり。親友マリアのおかげもあるかもしれません。

今日はスタートでも撮影していました。写真中心にスタート風景を。

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ロシニョールのサービスマン。スタートワックスを塗っていました。ストラクチャーは浅めのダブルクロスが定番みたいです。

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スタートにはテレビが設置してあることが多いです。試合開始直後は選手がテレビを囲み、

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レース後半になると各国のコーチたちが選手の滑りを食い入るように見つめています。コースアウトすると選手以上に悔しがり、好タイムを出すと何事か?というくらいの大声で喜ぶのがこの人たちです。熱いハートが垣間みれます。

熱いと言えばスタートにいるコーチの人数。フランスは選手1人に4人でサポート。スタートバーを切ってコースに飛び出していったあとも全員で大声を出していました。特に女性コーチはドスのきいた声。女性のそんな声って、熱いです。

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スタートは撮るほうも緊張します。

レベルが全く違って恐縮なのですが、私自身も20年ほど前から10年ほど、レースに出ていたのでスタート前の気持ちだけはわかるつもりでいます。

自分もスタート台に立つような気分になって撮っているこちらもプレッシャーを感じるのです。

それはどんなトップ選手も同じ。

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リンゼイはコース状況を知らせるトランシーバーと眉間に皺をよせて話していました。

と、ここまでかなり熱すぎるので、新発見(勝手に決めるな?)の美人選手を。 

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フランスの20歳、ノーエンス・ナターシア。私は美人だと思ったのですがFISのHPにのっている「証明写真」を見ると、そんなでもありません。多分その写真の撮り方がまずかったのだと思います。ちなみに今日は21位でした。

明日は男女のDH、SGが行われます。撮る方はDHが終わるとすぐSGで忙しいです。間違いなく。

ちなみに今日のトレーニングランのラップはヘルマン・マイヤー。昨日ビリだったボディは10位で0.75秒差でした。