アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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キューシュがラップ キッツビュールDHトレーニングラン

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昨日の雪は止み、今朝は晴れ間も出るほどのキッツビュールで、ようやくDHトレーニングランが行われました。

本来のスタート11時30分を1時間以上早めてのスタートでしたが、30番スタートを過ぎるころから雪が降り始め、40番過ぎには雪面にひくブルーラインを再度引いてなんとかトレーニングランを成立させました。

今週のキッツビュールはずっと天気予報がよくないので、今日のトレーニングランが出来ないと明日はSGではなくトレーニングランになり、競技予定が狂うところをなんとか踏みとどまったというところです。

ラップはハーネンカム昨年の覇者、ディディエ・キューシュ。

今日も入念なインスペクションでしっかりとベストタイムをたたき出しました。

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写真はハウスベルグカンテに飛び込んで行く「レッドブルジャンプ」をインスペクションするキューシュ。キューシュの左に見えるのがゴールです。

明日はSG。トレーニングランがないので、経験のあるベテランが有利とされていますが、今季はイビッツァが何位に食い込んでくるのかが注目されるところでしょう。

スタートは久々に、おそらく6、7年ぶりに、DHコースの途中ではなく本来のSGスタートの場所からです。

もちろん途中でDHコースに合流するのですが、スタートの位置の違いによって撮影ポジションの選択肢が変わってくるので、我々カメラマンにとっては今回のスタートは歓迎する位置になりました。

昨年はSG、DHともにキューシュがシュとライフを完全制覇。明日はどうなるでしょうか。

そして今晩はおとなりのウエステンドルフで最もレベルの高いFISレース、ナイトSLが行われますので明と湯浅の勇姿を撮りに行ってきます。

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追記:写真の整理をしていたら、ボディがこんな姿で飛んできたのを再確認。いつもジャンプはお上手ではないのですが、こんなかっこになっても今日は4位。やっぱり「クレイジー」ボディはファンを引きつける要素を十分持ってますね。

また腰痛でお休みしていたエリック・ゲイも復帰。8位でした。ただ、ハンス・グルッガーがヘリコプターで搬送されました。たいしたことがないといいのですが。