今日は「一休み」なムード漂う国別チーム対抗戦。
エントリーはオーストリー、イタリア、フランス、スイス、カナダ、アメリカ、スウェーデンの7チーム。優勝は毎度のことながらオーストリーがさらっていきました。
スーパーGとスラロームを同一チームの選手が2本ずつ、合計4本滑ってタイムではなくそれぞれの順位をポイント換算して争います。
トップ選手同士でも男女でつくタイム差は、2秒~3秒。
撮っていてもファインダーに入ってくる、あるいは逃げて行くスピードが実感で違います。
写真はコースのなかで一番の急斜面、男子と女子ではラインこそ違わないものの、スキーを横にしないで落ちて行くのが男子、女子はわずかにスキーを横にしてブレーキングをかけながら落ちて行く感じです。
スラロームは男子のほうが直線的なラインで攻めてきますし、左右への動きの速さもかなり違いがあります。
国別チーム戦ならではの比較でした。
さて、明日は男子GSと女子SLが行われます。
2ポイント差で熾烈極める男子総合優勝争いの行方がある程度決まるといってもいいでしょう。
ベンヤミン・ライヒが逃げ切るか、ここレンツァハイデ2連勝中のスヴィンダルが逆転するか、過去に例をみない僅差の勝負。
勝利の女神はどちらに微笑むのか?