アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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最終戦レンツァハイデ ダウンヒル トレーニングラン

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いよいよ今シーズンも最終戦となりました。

毎年のことですがこの時期になると、長いようで短いシーズンだったなと感じます。

今年は歴史的な暖冬に悩まされ、多くのレースのキャンセルや変更を余儀なくされました。

ここ、最終戦レンツァハイデも雪不足ですが、コースコンディションは比較的良好、地元大会組織の意地を感じます。

今日のダウンヒルトレーニングランのラップはマルコ・ビュッフェル。

今季は初戦レイク・ルイーズのダウンヒルで勝利し、シーズンを通して好調をキープしてきました。

ディディエ・キューシュには種目別タイトルを持っていかれましたが、最終戦で勝利し、今シーズンを締めくくりたいところでしょう。

彼はカメラを向けるといつも笑顔で応えてくれます。

とても気さくで、ベテランの余裕を感じさせるレーサーです。

おそらく本人もレースに出ること自体を楽しんでいるのでしょう。ワールドカップレーサーのなかでもどこの会場でも人気のある選手のひとりです。

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女子はマリス・シールドがトップ。

男子と同じコースですが、数旗門、ポールセットを男子より簡単にかつ安全になるようにずらして行われました。

彼女は現在、総合優勝争いのトップに立っています。このまま逃げ切るとベンヤミン・ライヒとの「カップル総合優勝」も夢ではありません。

ちょっと出来過ぎな話ですが、ここ数戦のライヒの好調ぶりを見ると「達成」の確率はかなり高いと言えるでしょう。

ここのコースは撮影場所が少なく、2年前の最終戦も苦労した覚えがあります。

明日はどこで撮るか一晩、悩んでみます。ではまた明日。