アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

スポンサーリンク

女子GS前日コースオープン W-CUP開幕戦セルデン

スポンサーリンク

f:id:shinfotograf:20211022190450j:plain

快晴のセルデン、明日、明後日の予報も好天で今季は男女とも絶好のコンディションでの開幕となりそうです。

女子GS前日の今日は10時からコースオープン。選手たちはレースコースを2本、フリースキー滑走しました。

f:id:shinfotograf:20211022190851j:plain

ゴンドラで頂上に上がってしばらくすると、選手たちが上がってきました。写真はララ・グート、2016、2013年のセルデン勝者です。

久々にW杯選手を目の当たりにすると、自然と心躍りました。やっぱり自分の居場所はここだなと再確認。

f:id:shinfotograf:20211022191610j:plain

昨季の総合チャンピオン、アレクシ・パンテュローもタイミングよく上がってきてくれました。貫禄が出てきた感じです。

今季も彼を中心にW杯が展開するのか、北京で未だ手にしていないオリンピック金メダルを獲得するのか、注目です。

f:id:shinfotograf:20211022192228j:plain

2本のフリースキーを終えたミカエラ・シフリンはゴールエリアでサインの求めに応じていました。2017、2018、2019の総合女王は3年ぶりとなる王座復帰を目指すシーズンとなります。

ソチ、平昌に続く3大会連続での金メダル獲得も狙っているでしょう。

f:id:shinfotograf:20211022192954j:plain

昨年は39番スタートで途中棄権に終わった安藤麻、SLでは北京オリンピック出場選考基準をクリアしていますので、明日は20位以内を狙ってほしいと思います。

f:id:shinfotograf:20211022193358j:plain

荒井美桜も出場。2018、2019とセルデン出場がありますが、今年は30位の壁クリアに期待しましょう。

f:id:shinfotograf:20211022193641j:plain

2人に加え、水谷美穂も出場。明日がW杯は初出場となります。記念すべきレース、確かな足跡を刻んでほしいと思います。

冒頭の写真でお気づきの方もいらっしゃるかもしれませんが、今年のセルデン、スタート直後の緩斜面、ゴール前の緩斜面が例年より短くなっており、緩斜面を苦手とする日本選手にも今年はチャンスはあると思います。

明日はおそらく爽やかな青空と真っ白な雪の美しいコントラストの写真をお届けできるでしょう!