男女それぞれ16人が出場の個人パラレル、金メダルはノルウェーのマリア・テレッセ・ティーベルグとドイツのアレキサンダー・シュミットが獲得しました。
両人とも初の世界選手権個人メダル獲得が金となりました。
今日も快晴のメリベル、気温も先週より上がり、冒頭の写真のように、レースが進行するにつれ、ターン外側には春の雪のような雪溜まりができていきました。
レース前には雪面硬化剤も撒かれましたが、たいして役に立たず。明日の女子GSもゴール前の斜面が心配です。
テレッセはW杯最高順位は2021年セルデンGSの5位で、表彰台経験はありませんでしたが、初の個人表彰台が世界選手権となりました。
上の写真はヘッドのライナー・ザルツゲーバーからも祝福されるテレッセ。
シュミットの方は同僚、リナス・ストラッサーに抱きつかれて持ち上げるの図。
どっちが勝者かわかりません。それくらい、ストラッサーもシュミットの勝利が嬉しかったのでしょうね。
アレキサンダーはW杯個人表彰台は3度ありますが、いずれも3位。
世界選手権で初めて表彰台の中央に立ちました。
一度勝利を経験すると、それをきっかけに、滑りが良い方に変わってくる選手が多いのではないでしょうか。
練習では速いのに、レースでその力を出しきれない選手は山ほどいると思います。
そんな選手には「自信」が何よりの良薬と思います。
余談ですが、銅メダルのティモン・ハウゲン、今季から履くバンディアーですが、いまだにロゴのレッドブルとの「ダブルブランドロゴ表記」が認められず、黒いテープが貼られたまま。
各レースのリザルトの末尾にはブランドスタンディングスというのがあるのですが、現在Headがトップでアトミック2位、ロシニョール3位と続いています。その後はストックリー、フィッシャー、サロモンときて、「ー」となっているのがVAN DEER。
名前もリストに載せてもらえないのがかわいそうです、、、。
明日は女子GS。シフリン2個目のメダルなるかが注目です。