僅差の戦いを制したのは1本目3位につけたヘンリック・クリストッファーセン。
2本目のゴールでは喜び爆発で派手に咆哮。
それもそのはず、今季W杯でも未勝利、世界選手権初の金メダルとともに、昨シーズンのキッツビュールSL以来の勝利なのです。
一年以上にわたる鬱憤を大舞台で晴らしました。
風邪で体調を崩していたマルセル・ヒルシャーは0.20秒及ばず銀メダル。それでも自身8個目の世界選手権メダル獲得です。
しかし、期待のマルセルが銀に終わったことで、アルペン大国オーストリアはいまだに金メダルがありません。
失礼ながら明日の女子SLのオーストリア金メダルは望み薄なので、最終日の男子SLでヒルシャーの双肩にそのプレッシャーが重くのしかかってくるでしょう。
銅メダルは1本目ラップのアレクシ・パンテュロー。
今世界選手権、ACの金と合わせて2個目のメダル獲得です。
写真はコース上部にもやがかかる中、6人までゴールエリアで行なった表彰式。4位にロイック・メイラッド、5位同着でザン・クランジェックとマルコ・シュバーツでした。
オーレ世界選手権唯一のサムライ、石井智也は1本目から順位をあげて24位。
2013シュラトミング世界選手権GSは29位でしたので、自己最高位を更新しました。
今日は2本目1番スタートで3番スタートのシモン・マウルベルガーに抜かれるわずかの間でしたが、次は是非、W杯の舞台で長い間、リーダーズボードの前に座り続けて欲しいと思います。
明日は女子SL。現地午前11時、日本時間19時スタート。
向川桜子は35番スタートです!