アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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アレキサンダー・オーモット・キルデがラップ キッツビュール滑降トレーニングラン

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 今日も快晴のキッツビュール、滑降トレーニングラン2回目が行われました。

 ラップタイムは昨季のスーパーG種目別チャンピオン、アレキサンダーオーモット・キルデ。

 2位にハンネス・ライヘルト、3位にケティル・ヤンスルでした。

 例年に比べ、どこのジャンプもあまり飛ばない、あるいは飛んだとしても写真で高さを表現するのは難しい今年のシュトライフですが、今日はその中から最も飛んでいるであろう場所を選びました。

 昨日、トレーニング後のテレビを見直して、決めたんですけどね。笑

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 インスペクション中のハンネス・ライヘルト。

 盛んにポール近くの雪面をならしていました。自らのためですからね。

 下の写真はゴール前最後のシャンプ、ジオの撮影です。

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 明日はスーパーG

 スーパーGはここまでケティル・ヤンスルがバルディゼール、バルガルディナ、サンタカテリナと、3戦全勝中です。

 昨年はスビンダルが優勝をさらいましたが、今年は膝の再手術のために病院のベッドの上にいます。

 ノルウェーチームとしては是非ともキルデとともに表彰台に上がって欲しいところでしょう。

 また、今晩はお隣のウエステンドルフで世界一出場選手のレベルが高いFISレースSLが行われます。

 日本からは中村舜が9番、成田秀将が18番でスタートします。

 例年、ワールドカップ選手が大挙して出場するウエステンドルフではありますが、今年は目立ったところではマヌエル・フェラーとマルコ・シュバーツくらいで、湯浅をはじめ、多くのワールドカップ選手が出場しません。

 「世界一出場選手のレベルが高いFISレース」とは言えなくなりましたが、スタート順の早い2人はシュラトミングの出場をかけてのガチンコの戦いを見せてくれると思います。