アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ウェンディー・ホルドナーAC初優勝 W-CUPレンツァハイデ

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濃霧のため、SLを先に10時から、SGを13時からに変更して行われた今シーズン最後の女子アルペンコンバインドは地元スイスのウェンディー・ホルドナーが勝利。

今季のストックホルムのシティーイベント、パラレルSLで初優勝していますが、通常のレースではこれがW杯初の勝利でした。

昨日に続いておめでとうございます!

2位にはミヒャエラ・キルヒガッサー、3位にはララ・グートが入りました。

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表彰台の3人が今季アルペンコンバインドのトップ3。表彰の写真はGiovanni撮影です。

1位はホルドナー、2位ララ、3位キルヒガッサーとなりました。残念ながらACはレース数が3と少ないためクリスタトロフィーの授与はありません。

ラ・グートは60ポイント獲得し、自身初の総合女王に大きく前進しました。残るは最終戦の4戦。ララとビクトリア・レーベンスブルグとの一騎打ちとなりました。

ですが、2位のレーベンスブルグとは355ポイント差あるのでよほどのことがない限り、ララ・グートが総合チャンピオンとなりそうです。

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写真は表彰式後、子供たちにせがまれて、子供のスマホで記念写真を撮るララ。

一方、今日のクビットフィエールSGはケティル・ヤンスルが勝ち、ビンセント・クルリケマイヤーが2位、昨日優勝のドミニク・パリスが3位となりました。

これで、今日4位のアレキサンダーオーモット・キルデがSG種目別でスビンダルを抜いてトップに立ち、クルリケマイヤーが37、ヤンスルが40ポイント差で追う展開となりました。

終戦SGでキルデが2位以上になれば初のSGチャンピオンです。 

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今日のSGの写真は私としてはちょっとイマイチな出来。雄大な山々が向こうに見えるはずが、天候を読み違えました。苦笑。

私はこれからレンツァハイデから車で移動1時間、その最終戦の地、サンモリッツに向かいます。

明日は女子DHトレーニングランが予定されています。

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最後の写真は「ノーマルレース」でW杯初優勝を決めて喜びに顔をおさえるウェンディー・ホルドナー。Giovanni撮影です