今日は心なしか、暖かく感じたトレーニングラン2回目、またもラップはケティル・ヤンスルでした。
そのヤンスルとゴンドラで乗り合わせたので、またコースの印象を聞いてみたところ、「オッケーだよ、ちょっと短いけどね」と特に不満はなさそうでした。
「雪質はビーバークリークに似ている」とは、毎回高速系のカメラ前走をつとめるハンス・クナウスさん。
アンドリュー・バイブレヒトは「最高時速は120km/hくらいだろうね」と推測していました。
コースの中で、大きめのジャンプは3カ所。
昨日の写真の箇所がそのひとつで、そのあと、コース後半に大きく飛ぶ箇所があるのですが、そこは撮影するにはかなり離れなくてはならず、今日は青空でなかったこともあり、冒頭のターンの箇所に決めました。
須貝龍もだいぶW杯に慣れてきたようで、インスペクションも堂々たるものです。
(写真はインスペクションを始める須貝龍)
昨日とトップとのタイム差が変わらなかったので、ゴールではちょっとがっくりしたそうですが、いよいよ明日は、彼自身初のワールドカップダウンヒルへの出場となります。
そして2年後のオリンピックコースを3回、SGを含めれば4回滑る唯一の日本人、世界の中でも57人しかいない選手のうちの一人となります。
彼はこの韓国のワールドカップの後、「苗場には目もくれず」、渡欧し、苗場の翌週のシャモニW杯のアルペンコンバインドに備えます。
シャモニは急斜面に飛び込む大きなジャンプがあるので、トレーニングランから気合いを入れてがんばって欲しいと思います。
それでは明日、日本からも応援よろしくお願いします! 時差なし、お昼12時スタートです!(Jsportsは日曜日の午後8時から録画でDH,SGの両方を放送します!)
最後の写真はケティル・ヤンスルの「一日署長」ではなく、警察のお偉いさんとのショットです。笑