曇天の日曜日、ヘンリック・クリストッファーセンが2位にヒルシャー、3位にノイロイターを従えてワールドカップ通算5勝目をあげました。
今季からワールドカップでも導入されたシングルポールセットでしたが、わかりにくい箇所にはアウトポールも立っていました。
湯浅直樹はそのアウトポールめがけて行ってしまい、旗門不通過。
レース後に聞いたのですが、そこまでに跳ね返ったポールがゴーグルに三度当たり、前がよく見えない状況だったようです。
ただ、彼はいつものように言い訳することなく、謝ってばかりでした。
写真は湯浅直樹、1本目の薄暗いなかのインスペクション。
このあとはヨーロッパカップに2戦出場し、マドンナ・ディ・カンピリオに備えます。
腰や右足かかとに痛みはなく、古傷の左膝のすり減った軟骨の痛みがあるようですが、いつものように「まったく問題ない」という体調だそうですので、早く「フル回転エンジン」がかかって欲しいものです。
石井智也も昨日に続き、途中計時は2本目進出の勢いがあったようですが、コース後半でコースアウト。
このあとはレースが続き、アルタバディアも前日ナイターレース出場後になるようですが、本人は出場したいとの意向で、昨日の力をグラン・リサでも見せて欲しいと思います。
1本目はクリストッファーセンに1.66秒もの大差をつけられたヒルシャーでしたが、しっかりと2本目で挽回し、「定位置」の表彰台。ノイロイターも昨日に続きしっかりと3位を確保し、このあたりは試合巧者、さすがとしか言いようがありません。
今晩はこのままバルディゼールに泊まり、視察にいらしている苗場ワールドカップ関係者のみなさまと一杯行ってワールドカップ談義に花を咲かせたいと思います。
では次は水曜日、イタリア、バルガルディナのDHトレーニングランで!