「ミスターナイスガイ」こと、アクセル・ルンド・スヴィンダルが昨年に続きここヴァルガルディナSGで勝利。今季3勝、W-CUP通算24勝目をあげました。
今朝は気温も高く、コース上には霧が出てレース開催が危ぶまれましたが、インスペクションが終わるころになると霧もなんとか晴れ、無事にレースは行われました。
少し柔らかめな雪でしたが、それほど多くのコースアウトが出ることなく、実力者が順当に上位を占めました。
ラップを確認してガッツポーズのスヴィンダル。撮影はイタリア、ペンタフォトの御大、アルマンド・トラバッティさんです。
2位にはカナダのジャン・ヒューデック。
2007年に地元カナダのレイクルイーズDHと2012年のフランス、シャモニーDHで勝利していますが、ヴァルガルディナの表彰台は初でした。
ノルウェーとカナダはお互いのコーチがお互いの選手にインスペクションでアドバイスし合う仲。今日は同じチームでワン・ツーフィニッシュをあげたようでした。おめでとうございました!
今日はやはりマルセル・ヒルシャーは出場せず。テッド・リゲティとの「SG対決」はなりませんでした。日曜のアルタバディアが年内最後の対決となります。
明日の天気予報ではなんとかレースはできそうです。スヴィンダルの連勝なるか?調子のあがってこない、スイスのベアト・フォイツとオーストリアのクラウス・クローウェル、イタリアのクリストフ・インネルホッファーの実力者3人の滑りにも注目したいと思います。
最後の写真はポディウム。3位はフランスのエイドリアン・テオーでした。