アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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スヴィンダル2日連続ラップ W-CUPキッツビュールDHトレーニングラン

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快晴のキッツビュール、シュトライフでハーネンカムレーネン、ダウンヒルレーニングラン2回目が行われました。

昨日に続き今日も、ラップはレッドビブのアクセル・ルンド・スヴィンダル。昨日より2秒近くタイムを縮めてきました。

ごらんのように、今日は気持ちのいい青空。天気予報では今週ここまでの青空は今日以外にはなさそうだったので、この撮影ポジションを選択しました。

下の写真はアレッサンドロ・トラバッティさん撮影のまったく同じジャンプ。撮る位置とレンズが違うとここまで絵が変わります。

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アレは24-70mmという標準レンズで私は600mmというバズーカー砲のような大きいレンズです。笑

この撮影位置は土曜日のレース日に撮ると、ゴールエリアの周囲を大観衆が埋め尽くし、発煙筒が炊かれたりして、見るからに「大騒ぎ」な絵が撮れます。

インスペクションも同じところで撮りましたが、アクセルはヘルメットにGoPro装着で登場。(アレ撮影)

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写真をよく見ると、カメラにキッツビュール認可のシールまでしっかり貼ってありました。(映像カメラには必ず認可のシールを貼る決まりになっています)

選手のカメラまで貼らなくてもいいような笑。でも、これがyoutube等にアップされるといろいろと放映権との絡みでごちゃゴチャとした話になるのでしょう。

今日24位のイビッツァ・コステリッチの高速系コーチはクリスチャン・ゲディーナ。 f:id:shinfotograf:20181122185514j:plain

ここのトレーニングランではゴール前ジャンプで開脚飛びをみせてくれるほどの猛者だったので、果たしてイビッツァは彼の言うとおりのラインで滑れるのかどうか、興味のあるとことです。

下の写真はインスペクション前のコース内より。

シュタイルハング下の細い廊下を抜けたところの急斜面入り口からの風景。f:id:shinfotograf:20181122185604j:plain

ところで昨日のトレーニングランはどうしたの?とお思いの方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。

実は昨日は他のスキー場で別の撮影をしており、トレーニングランは撮っていませんでした。天気は良くなかったのですが、お陰さまでそちらの撮影はなんとかうまくいきました。

昨日撮影の写真は春にはみなさんの目にも入ると思いますので、またご案内いたします。

昨日22日、大越龍之介はスロベニアのFISレースに出場、10位でした。

また、今日23日には韓国ではファーイースカップGSが行われ佐藤翔選手が優勝。成田秀将選手が2位。女子は花岡萠選手が2位でした。

石井智也選手と花岡萠選手が総合トップを依然としてキープ。男子は成田選手が2位で肉薄し、女子は花岡選手が2位以下を大きく離しつつあります。

このあと、FECはいよいよクライマックス、ジャパンシリーズに舞台を移して行われます。男子の全タイトル奪還に期待します!