アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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イビッツァ3連覇成る W-CUPウェンゲンSL

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イビッツァ・コステリッチがウェンゲンSL3連覇を成し遂げました。

1本目はラップのマリオ・マットに0.03秒差ながら余裕を感じさせる滑りを見せ、2本目はラップでまさにこれぞ圧勝。

SLは今季3勝目でレッドビブを堅守。総合争いも1本目旗門不通過のヒルシャーに30ポイント差にせまりました。

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この写真は2本目ゴールにいたマルコの撮影ですが、私と2人でこの写真を見て、「なんか毎回おんなじガッツポーズだね」と言うくらい、イビッツァがいつも勝っているような感覚になってしまいました。おとといも勝ってるからでしょうね。

このブログの読者の方にも、「もうイビッツァの写真は飽きた」なんて言う方もいらして、私もそう言われてもねーと困っちゃいます。

「常勝」イビッツァになりつつありますね。

そして心配なのは1本目のスタートすぐに前のめりに転倒してコースアウトした湯浅直樹。(写真は1本目のインスペクションです)

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私は急斜面にいたので、その場面はまったく見えなかったのですが、いくら待てども降りてこないので、見ていた薬師さんや田草川さん(ご存知ない方は昔のブログをさかのぼってくださいね)に聞いてみると、転倒後、コーチの肩に身体をあずけて、足を引きずるかのようにスタートに歩いていったそうです。

膝か腰か、ケガの具合が心配です。おそらく今頃は病院でしょうから、情報があり次第アップいたします。

佐々木明もコース前半でコースアウト。

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次のレースはおそらくキッツビュール前の「世界一レベルの高いFISレース」ウエステンドルフでしょうから、高ポイントを穫って少しでもワールドカップのスタート順をあげてほしいです。もう少し早いスタートであれば、十分、2本目に残れるのではないかと思います。

下の写真は表彰式で「いーびっつぁ!!」の大コールを繰り返す、クロアチア応援団。もう3年連続でのウェンゲン優勝ですから、すっかりおなじみになってしまいました。

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今週はスイスのウェンゲンからオーストリアのキッツビュールにクラシックレースの会場が移ります。また水曜日からハーネンカムレーネンのDHトレーニングランが開始です。

私は明日の朝、キッツビュールに向けて移動します。では、また。