アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヒルシャー連勝 W-CUPアルタバディアGS

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マルセル・ヒルシャーが前戦バルディゼールに続き連勝、W-CUP通算21勝目を挙げました。

GS王者、テッド・リゲティは3位に終わり、2人の間にはアレクシ・パンテュローが入りました。

今日の1本目の撮影ポジションはスタート。

毎年感じますが、私はスタートハウス内に充満している張りつめた緊張感が大好きです。どんなトップ選手でもナーバスになり、自分の普段の滑りを出そうと必死になっています。

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この写真から感じていただければ幸いです。マルセル・ヒルシャーの1本目スタート前。

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テッドは2本ともにヒルシャーに敗れ、序盤の勢いが失速してきた感がありますが、年明けのアデルボーデンでの巻き返しに期待しましょう!

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アデルボーデンもこの3人の熱い戦いが見られそうです。 

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日本からはただ一人、佐藤翔選手が出場しましたが、1本目でコースアウトしました。昨季のFECのGSチャンピオン、次はなんとか完走してトップとのタイム差を縮めて欲しいと思います。

 

フランスのバルディゼールで行われた女子W-CUP GSは長谷川絵美が3.93秒遅れの49位、花岡萌が4.08秒遅れの52位、向川桜子が5.92秒遅れの58位でした。

最後の写真は今朝のトレーニングコースの向こうの朝焼け。 

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今年もこのブログをご愛読いただき、ありがとうございました。

来年はザグレブから撮影予定ですが、現状では雪がなく、代替か中止になるだろうとのこと。27日に決定するそうです。

では、また来年。

「Merry Christmas ! A happy New Year」と多くのカメラマンと別れの挨拶を今すませましたので、皆様とも、

「よいお年を」。

 

追記:おなじみ、ジオからバルディゼールの写真が送られてきましたので、3人の滑りをアップします。

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長谷川絵美選手

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花岡萌選手

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向川桜子選手です。 バルディゼールは天気よかったみたいですね。次は年末のリエンツでのGS、SLですのでクリスマス休暇のあと、練習がんばってください!

また、1月1日に予定されていた、ミュンヘンのシティーイベント、パラレルSLですが、現状の高温と今後の天気予報も好転が望めないため、中止となり代替開催もなしと決まりました。

ザグレブも心配ですが、オリンピックのソチも実は雪が心配。どこぞから運んでくるだのとの話もありますが、オリンピック中止はできませんのでどうなることやら。