アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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大越龍之介初優勝 全日本選手権GS

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帰国した翌日、志賀高原まで車を走らせました。

東京は春の暖かさですが志賀高原も暖かく、道路にも雪はありませんでした。

昨晩は温泉にもつかり、ビールも飲んで、ずっとお世話になっている宿の方々とお話してゆっくりリフレッシュできました。

やっぱり日本はほっとしますね(笑)。

今日は雲が多めの晴れ。バーンコンディションは1本目は良好。2本目は少しゆるみました。

全日本選手権男子GS優勝は大越龍之介。全日本は初優勝です。

石井智也とワン・ツーでナショナルチームの貫禄勝ちでした。

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大越は1本目、急斜面で転倒したものの、2位につけ2本目で逆転。「国内で負けるわけにはいかない」と語ってくれました。

彼はFAR EAST CUP 6戦と全日本2戦の全勝を目標にしていたそうですが、今日まで7戦中4勝です。

このあとは明日の全日本SLに出たあと、智也と松本勳人とともに10日間の短期遠征、スロヴェニアの3レースに出場予定だそうです。

いいポイントをとってきてほしいものです。

彼は今季、GSとSLあわせワールドカップに6レース出場しました。

ただ、今季は残念なことにサービスマンがついていなかったので、チューンナップは自ら行ってレースに出場していました。来季はぜひ、日本チームや大越をサポートするみなさまに、プロのサービスマンがつく万全の体制をとってほしいと切に願います。

明日は男女SL。大越が優勝すると、同年でGS、SLの全日本タイトルを獲得するのは2005年の生田康宏以来となります。(ちなみに技術選にも出場している生田は今日、54番スタートで1本目途中棄権でした)。

コースは久々にジャイアントの急斜面。かつてはワールドカップも行われたコースです。今日、練習した女子の関係者によるとバーン状態は良好のようです。明日も楽しみです! 

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1本目のラップは高澤伸(専修大学)で、2本合計3位でした。