アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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霧のトレーニングラン キッツビュールDH

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今日は朝から霧。今にも雪が降り出しそうでしたがなんとか持ちこたえてくれました。

それでも霧はなんどもコースを白く覆い、多くの選手が中間姿勢やテールを体の横に出してスピードコントロールしながらのトレーニングランでした。

ラップは種目リーダーであるレッドビブをつけたミヒャエル・ヴァルヒホッファー。

ここハーネンカムのコースを得意としているだけに地元でなんとか勝って、種目別リーダーの座を守りたいところでしょう。

2位だったキューシュはゴールでのインタビューで「ボディは強敵ですね」とでも聞かれたのでしょう。こう答えていました。

「うん、ボディは速いからね。俺がまだマウスファーレをインスペしているときにもうゴールにいるからね。」

放送で流れたコメントでコースの我々は爆笑しました。

(すいません、意味がまったく不明の方は昨年のウェンゲン~キッツビュールのブログをご覧ください)

ズルンチッチ(今日の放送でそう言っていた)は49番スタートから今日、12位。「まくり王」の実力は本物かもしれません。私が撮っていた場所でも臆することなく誰よりも積極的なジャンプを見せてくれました。

怖いもの知らずの「いけいけ」の時期なのかもしれません。

写真のお礼メールはきましたが、まだ彼とあれから話していません。

ほんとに「ズルンチッチ」という日本で覚えてもらえそうな愛すべき響きの名なのか本人に確認しますね!

 

追記:今日のフランスでのヨーロッパカップ、明が4位、賢太郎は14位でした。残念ながら良いポイントはつきませんでした。