アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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「最怖コース」W-CUP キッツビュールDH

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今日からキッツビュール、第72回ハーネンカムレーネンが始まりました。

晴天のウェンゲンからうってかわって、曇天のキッツビュール。DH1回目のトレーニングランは予定を一日早めて今日、火曜日から開始されました。

ラップタイムはクラウス・クローウェル。(冒頭の写真)

昨年、一昨年と2年連続でこのシュトライフを制しているディディエ・キューシュは3位でした。

今日の撮影ポイントはマウスファーレ。冒頭の写真のように滞空時間は2.5秒くらいはあります。

このスタート3旗門目の超急斜面に飛び込むマウスファーレの大ジャンプを見るたびに、スピード感覚が相当麻痺した、ちょっと「クレイジーなひとたち」だと毎年のように思わざるをえません。

キッツビュールのコースに関しては過去のブログをご覧ください。ワールドカップのコースの中で「最怖コース」だと私は思います。

なんてったって、飛び出してからでないと下が見えないんですよ、ご覧のように。

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スタートも後半の選手になると、無意識なのか、意識的なのか、飛び出す前に必要のないターンをひとつ入れてからジャンプしていきます。

2旗門目からまっすぐ飛んでいけばいいのですが、ジャンプの手前で身体をおこして、テールを振り出すように無駄なターン。

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やっぱりそれだけ恐怖心を克服できないコースであるということです。

私も冒頭の写真を撮っているときも、足を踏み外さないように気をつけてますからね、かなり。笑

私の隣にいたノルウェーのコーチは、トランシーバーで「35mくらいのジャンプだけどそんなに高く飛ばない、オッケー」なんて言ってましたが、いやいや、50mは飛んでるでしょ!と内心思いながら撮ってました笑。

ちょうど、対面には引退したミヒャエル・ヴァルヒホッファーが。

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もう選手ではないので、気軽に「ミッヒー!」と呼んだら手をあげて応えてくれました。

明日もトレーニングラン2回目が予定されています。ではまた明日。

追記:湯浅直樹のけがに関して、本人がブログをアップしています。ご心配なみなさま、どうぞごらんください。

http://ameblo.jp/naoki-yuasa1321/entry-11138329520.html