アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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カルロ・ヤンカ初優勝 ヴァル・ディゼールGS

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スイスのカルロ・ヤンカがW-CUP初優勝を遂げました。

1986年生まれの22歳。FISレースやヨーロッパカップではここ近年上位の実績がありましたが、ワールドカップでは突如現れた新星といった印象です。

レイク・ルイーズのDHで2位に入り、今季序盤戦でいきなり注目を浴びることになりました。(昨日のSCもSGでは1位でした)

今日、コース上でもオーストリアのコーチが彼の滑りをしっかりとビデオにおさめている姿が印象的でした。他国のコーチにも一目置かれる存在になってきたというわけです。

ディディエ・キューシュもしっかり5位に入り、ベテランと若手が融合してスイスの復活をアピールできたといったところでしょう。

今日のレースコースは世界選手権と同じ。起伏に富んだコースで、下地は固いところと掘れるところの混在。選手たちはかなり苦労していました。

今日のGSの日本での放送はないようですが、世界選手権の放送を見れるとしたらかなりタフなコースだと思ってご覧いただければと思います。

明日はスラローム。12日に予定されていたイタリアでのヨーロッパカップは雪のためキャンセルになり、出場予定だった日本チームは長旅でヴァル・ディゼールに到着しているはずです。

コンディションは少し心配ではありますが、車での長時間移動はこちらの選手たちも当たり前にこなしているようですので、「負けてはいられない」といったところでしょう。

明が27番、湯浅が36番、賢太郎が71番スタートです。渋谷のパブリックビューイングでも応援してください!