アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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スヴィンダル今季初勝利 ヴァルガルディナSG

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スヴィンダルが今季初勝利、ワールドカップ通算13勝目をあげました。

今日も快晴のヴァルガルディナ、気温も相変わらず低く、スタートでマイナス16℃。

足をばたばた、腕をふりふり、じたばたしながら撮ってました(笑)。

2位には今日から元気にレース復帰したカルロ・ヤンカ。ヴァルディゼールの3レース全てでコースアウトしていながら、今回はしっかりと2位に入るあたりは実力は本物と言えるでしょう。

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勝ってもほとんど笑顔をみせないことからついたニックネームは

Iceman」。

彼のクールな活躍にはぴったりかもしれません。まだ総合タイトルの話は早すぎますが、今日の2位で総合争いのトップを奪い返しました。

一方、最有力だったキューシュはコース中盤でコースアウト。その場面は私のポジションからは見えませんでしたが、「ファアアアック!!!」と汚いお言葉が聞こえてきました。

キューシュは相当悔しかったようで、そのあともコース上で「シット!!」。

いつも入念にラインを読むインスペクションをする彼のコースアウトはほんとに珍しいです。

しかし、キューシュはすぐあとのチームメイト、ディディエ・デファーゴが目の前を通過するときには大声で声援していました。

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明日のダウンヒルもキューシュとスヴィンダルの戦いが楽しみです。

カルロ・ヤンカはトレーニングランに出ていないので明日はお休みで、あさってのアルタ・バディアのGSに備えるのでしょう。

レヴィのときに『あれ?」と思ったのですが、昨季までは10位までだった表彰式、今季からは3位までになったようです。表彰式ではみないい笑顔なので、3人だけになってしまったのは大いに残念です。 

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さて、日本チームは今晩、ポッツァ・ディ・ファッサでヨーロッパカップに出場です。今日の結果次第では明日のマドンナ・ディ・カンピリオのナイターレースにも出場することになると思います。

夜なので気温はさらに下がるでしょう。日本から熱い応援、お願いします。