またまた、初優勝です!
今日のガルミッシュ・パルテンキルヘン、ダウンヒル第8戦はスロヴェニアのアンドレイ・イエルマンが勝利しました。
先月にも書きましたが、今季は初優勝者が多いシーズンと言えるでしょう。もしかしたら世代交代期なのかもしれません。
ただ、ボディ・ミラーやヘルマン・マイヤーがトップと2秒以上離されるというのは、雪のコンディションの悪さのせいもあるかもしれません。
スタートは6℃、ゴール11℃という気温では、コースに硬さを求めても無理というものです。
今日は昨日のジャンプを横から、短いレンズ(中望遠レンズ)で狙ってみました。
自分の前を横に高速でジャンプしていく感じです。
当然、カメラを横に振りながら、画面のなかに選手を捉え続けなければなりません。
最初の頃は、なかなかうまく撮ることができませんでしたが、最近はようやく「コツ」がつかめてきました。
また、こういうジャンプポイントの下にいると、いつ選手が滑ってくるかわかりません。あらかじめ、選手が滑ってくるインターバルの時間がわかっているので、時計のタイマーで測って、カメラを構えることになります。
今日のインターバルは1分30秒。時計を見ながら、1分15秒を過ぎるとカメラを構えて待ち構え、選手が画面に入ってきたと同時に、オートフォーカスを作動、そしてシャッターを押します。
「ズバババッ!」
連写したなかの1枚が、今日の写真です。
明日も全く同じコース、セットでダウンヒル第9戦が行われます。
そろそろ、シーズン種目別優勝の行方が絞られてきました。
現在トップのディディエ・キューシュ(スイス)が逃げ切るか、明日の結果でだいぶ行方が見えてくるでしょう。