今日は、昨日3位だったカナダのエリック・ゲイが優勝。2位に昨日の勝者、アンドレイ・イエルマン(スロヴェニア)が入り、種目別総合でも3位にランクアップしてきました。
昨日よりは気温も下がり、(と言ってもスタート3℃、ゴール7℃ですが)コース状況も比較的いい状態が保たれたのではないかと思います。
ただ、ミヒャエル・ヴァルヒフォッファーとボディ・ミラー、フランソワ・ブーケ、ジョン・クチェラ(ともにカナダ)が出走しませんでした。
ヴァルヒは昨日転倒した影響でしょうが、他の3人は、雪があまりにも軟らかいので回避したのかもしれません。
危険だと思ったり、疲れがたまっているときはレースを休む勇気もときには必要なのでしょう。
2位に入ったアンドレイ・イエルマンは昨日の勝利でおそらく自分の滑りに自信を持たのだと思います。
「自分は勝てる実力がある」。
そう確信させるのは結果以外のなにものでもないのでしょう。
学生時代の私のコーチはよく言ってくれました。
「1位になるのは、どんな小さな大会でもたった一人。それは大変なことだ」。
そしてこうも言っていました。
「1位にならなければ、2位もビリもいっしょ!」。
私も、社会人になってからようやく小さな大会でしたが優勝して、なんとなくこのときの言葉がわかるような気がしました。
「表彰台の一番高いところに立つと自分が変わる」。
一生懸命、草レースに出られている皆さんにもお勧めします。一度も優勝したことがない方は一度、自分が勝てそうなレベルのレースに出てみてください。
一度勝てば、滑りが変わると思います。