昨日の男子滑降ベアト・フォイツに続き、今日の男子コンバインドも地元スイスのルカ・エルニが金メダルを獲得しました。
滑降で30位に滑り込み、回転での1番スタートの有利をフルに活かした形となりましたが、ルカの2番後に滑ったマルセル・ヒルシャーを100分の1秒かわすと、ゴールエリアは大歓声。
もうその時点で勝ったような騒ぎでした。
もちろん、ルカ自身初の世界選手権金メダル。
ワールカップでも過去、5位が最高位で未だ表彰台経験もありませんが、湯浅の良き練習相手でもあります。
滑降トップのバウマンとの2.61秒差を、SLだけでヒルシャーに0.32秒つけたラップタイムでひっくり返しての優勝、本当に劇的でした。
リーダーズボードの前に最初から最後まで立ち続ける気持ちはどんなでしょうね。きっとこの上なく格別でしょう。
ヒルシャーはまたまた指であとちょっとのポーズをFacebookにあげています。
先日、Jsportsに出演した時に、ダイジェストでこのシーンばかり見て、今シーズンの恒例になっているのを初めて知りました。笑
マルセルは前回ビーバークリーク金メダルに続き、銀メダル、銅はスイスのマウロ・カビエッツェルでした。
明日はチーム戦。
このままスイスチームの勢いは止まらないかもしれませんね。