快晴のウェンゲン、第89回ラウバーホーンレーネン滑降はオーストリアのビンセント・キルリケマイヤーが昨年の覇者、ベアト・フォイツを0.14秒差抑えて初制覇、W杯通算4勝目をあげました。
今日は迷いに迷った挙句、定番のアイガー峰バックのロングターンに撮影位置を決めました。ついでにリモートカメラも設置しようとあれこれやってはみたものの、結局は冒頭の写真だけ撮りました。
今年で16回目のウェンゲンですので、毎年、違った場所、違った角度、違ったレンズを使って新鮮味のある写真を撮ろうと考えてはいるのですが、諸々の制約があり、なかなか考え通りにはいかないものです。はい、そうです、言い訳です。笑
でも、やっぱり毎年1枚は欲しい冒頭の写真、水曜日のフントショフ青空写真と合わせてウェンゲン定番ショットは抑えることができました。
その今日のフントショフ、またまた見事な青空です。撮影はチームを組んでいるイタリア、ペンタフォトのガブリエルさんです。
2位は+0.14秒でベアト・フォイツ、3位は+0.26秒でアレキサンダー・オーモット・キルデ、コース全長4270m、W杯最長のコースの戦いは僅差でした。
これでレッドビブ、フォイツと2位キルリケマイヤーの差は91ポイント差となり、次戦、キッツビュールではビンセントがベアトにどれだけ迫れるか、今日の勝利の勢いをかって、ウェンゲンとキッツビュール、伝統の両レース制覇なるか、注目です。
さて、明日はSL。
湯浅直樹が昨年のウェンゲン以来、W杯のピステに帰ってきます。
本人は、「宿敵ウェンゲン」とここでの成績の悪さを表現していますが、確かに過去、怪我を負うことも二度あり、2015年の23位が最高位です。
2017年は
以下も過去のウェンゲンです。その最高位、2015年までリンク掲載します。
湯浅のW杯復帰レース、昨年の大越の再現20位以内なるか、そして、マルコ・シュバーツとマルセル・ヒルシャーの戦いはいかに、明日のSLは日本時間18時15分スタートです!
追記:明日のSL、ヒルシャー7番、シュバーツ9番スタート。成田秀将41番、大越龍之介62番、そして湯浅直樹は66番スタートです。
偶然にも66番は湯浅のW杯デビュー戦、2003年3月の志賀高原と同じ番号です。
「再出発」にはふさわしい番号かもしれません。