快晴のクラニスカゴラ、1月末のガルミッシュGSキャンセル分のレースが行われました。
一昨日から降り続いた湿った雪がコースを覆い、多くの箇所で水と雪面硬化剤を撒いてのレースとなりました。
それでも所々は氷のツルッとした場所もあり、スタート直後のボサボサの雪から中間部分の氷やゴール前のグザグザ雪までめまぐるしく状況が変化する難しいコンディションとなりました。
勝者は湯沢苗場、アデルボーデンキャンセル分ヒンターストウッダー、そして本来のヒンターストウッダーと3連勝してクラニスカゴラに乗り込んだアレクシ・パンテュロー。
これでGS4連勝とし、今日3位でレッドビブを守ったマルセル・ヒルシャーに種目別争いで91ポイント差に迫りました。
GSは明日を含めてあと2戦。種目別クリスタルトロフィーはどちらの手に渡るのか?
怒濤の連勝を続けるパンテュローの勢いが王者ヒルシャーを追いつめつつあります。
2位は久々の表彰台、GSスペシャリストのフィリップ・シェーグホッファー。彼の表彰台は2011年12月以来となります。
明日も同じコースで「本来の」クラニスカゴラGSが行われますが、今日は2本目が上部コースコンディション不良のため、スタート位置を下げて行われたので、明日はフルのコースでの勝負ができることを祈ります。
表彰の写真はマルコ・トラバッティさん撮影です
追記:Jsportsで実況されていた吉田暁央アナウンサーより、「1本目もスタート位置は通常より下でしたよ」とご指摘いただきました!タイムをちゃんと確認していれば気がつきましたね、すいません。