テッド・リゲティが昨年に続き開幕戦を連覇しました。
1本目は僅差の2位につけると、2本目はダントツタイムをたたき出し、2位のマンフレッド・メルグに2秒75もの大差をつけての勝利でした。
2本目だけでも、2番目にタイムがよかったスロバキアのアダム・ザンパに1秒44の大差。そしてライバル、3位のマルセル・ヒルシャーにも2本合計3秒12もの差。
まさに圧勝でした。
用具規定が今季から変更され、GSは特に曲がりにくくなったスキーでの開幕戦でしたが、しっかりと実力者が勝利をものにしました。
今日をみる限り、それぞれの選手が新規格のスキーにしっかり対応し、開幕にあわせて調整をすすめてきたのではないかと伺えました。
ファインダーから選手をみる限り、昨季と大きな滑りの変化はないように感じましたが、テレビでご覧になったみなさまはどう感じられましたか?
まあ、それよりもテレビでご覧になった方はテッドがゴールして2秒75という数字が画面すみに出てびっくりされたことでしょうね。
私は場内アナウンスが「スーパー!テッド!」としか言わないもので、(それしかわからなかったとも言えますが笑)プレスセンターに戻ってきてからその意味がわかりました。
こんなに2位を離したのはステンマルク以来でしょうかね?詳しい方はコメントくださいね。
日本チームは石井智也選手が出場。
6秒34遅れの60位で2本目に進めませんでした。
彼も今年は大学を卒業し、社会人となりました。
ヨーロッパカップやFISレースで好ポイントをとって、もっとはやいスタート順でワールドカップに出場できるようにがんばってほしいと思います。
外はまだ雪が降っているようですが、これから車で山を下りてインスブルック近くまで移動します。
毎年、開幕戦は身体がワールドカップ撮影に慣れておらず、かつ初戦で気も張ってますので普段よりちょっと疲れます。標高が高いところで動いているせいもありますが。
身体に気をつけて、また来月もがんばります!
それでは、また帰国後に雑感ブログで。