今日のレースは雨のなか行われました。
結果は男女ともに圧勝。
明が2位の西村友希に2.20秒差つければ、女子は星瑞枝が2位の金子未里に2.19秒差つけての優勝でした。
朝から一日中、雨が降り続くなかでレースは行われましたが、オフィシャルサプライヤーである各スキーメーカーのスタッフの方々と、野沢温泉スタッフみなさんが精一杯の力を注いで、選手のためにコースをつくってがんばっていました。
今日は男子ヘッドコーチのクリスチャン・ライトナーも観戦。
雨中、男子のレースを見て、「ほとんどの選手がターンが遅い。ポールを過ぎてからターンをしている」と話してくれました。
「指導をお願いします」と私はお願いしました。まあ、それが彼の仕事なので、カメラマンごときが言うまでもないでしょう。
そのライトナーさん、昨晩はアルペン競技部長の片桐さんとミーティング。話の内容はお伺いしていませんが、わざわざオーストリアからいらして世間話だけのはずはないでしょうから、(笑)来季に向けての話がされていると思います。
アルペン本国、オーストリア、キッツビュール出身のライトナーさん、日本のアルペンスキー界をより良い方向へ導いていただきたいと思います。
昨晩は私にとっては尊敬する大先輩、薬師洋行さんの写真にもお目にかかれて楽しい一夜でした。
片桐さんの現役時代、そのキッツビュールの滑降、ハウスベルグカンテから飛んでくるところを中判カメラのハッセルブラッドで捉えた貴重な写真です。
今でもこの場所で写真を撮れますが、この当時のような雰囲気はもちろん出せるものでもなく。勉強になりましたので今後の撮影に活かしていきたいと思います。
そして美味しい自家製のジェラートもいただきました。特にそばジェラートが美味しかったです!ごちそうさまでした!(宿はサンアントン。片桐さんのお宿です)。
明日の天気は晴れのち曇り。明日で帰京予定なので、まさに今シーズン最後の撮影、しっかりやりたいと思います。