「霧中の決戦」はあっけない結末でした。
今季最後のSLは、1本目でイビッツァを36ポイント差で追走していたグランジェがコースアウト。2本目はイビッツァが下位に沈みノーポイントだったものの、ミューラーも上位に入れず大逆転はなりませんでした。
2本目のゴールエリアでの派手なガッツポーズがない、静かな種目別チャンピオン決定でした。
レースは第一シード落ちしたバンクーバーオリンピック金メダリスト、ジュリアーノ・ラッツオーリが久々の勝利。
ジオは「なんであまり注目されない最終戦に勝つのかねー」と嘆いていました。(笑)
それでは昨日、「おあずけ」にしたイビッツァのクリスタルトロフィーの写真をどうぞ!
SLのトロフィーを受け取ってクロアチア国歌がゆっくりとした旋律で流れると、イビッツァの目には涙があふれました。
そして、大クリスタルトロフィーを手にしたときは、この上ない喜びの表情を見せてくれました。悲願の総合優勝、ほんとうにおめでとうございます!
女子GSはビクトリア・レーベンスブルグが初の栄冠。今季GS6戦のうち半分の3勝をあげました。開幕戦のセルデンでワールドカップ初優勝をあげてから、あれよあれよという間にヒロインになってしまいました。おめでとうございます。
女子総合もレースキャンセルであっけなく決定。2位リンゼイと3ポイントという稀に見る僅差でマリア・リシュが初栄冠。
そして今日もやっぱりこの2人の会話はありませんでした。
昨晩はイタリアのペンタフォトの宿泊しているアパートに招待され、ジオのつくったおいしいカルボナーラをいただいてきたのですが、そのときもこの話題が出て、
「なんで不仲になったのかはわかんないねー」と彼らも原因不明ながら様子がおかしいのには気がついていました。
んー、このまま「国交回復」ぜずに来季突入か???
追記:2人の不仲の原因を、19日のブログのコメント欄にぼりーどさんから情報をいただきました。ぼりーどさん、貴重な情報ありがとうございました。ちょっと溝は深そうです。
そして今日はイビッツァが、自国国旗とともに我々を励ます意味で、日の丸もレンツァハイデの空に掲げてくれました。
本当にありがとう!イビッツァ!
彼の笑顔、ほんとうに素敵だと思います。我々もこんな笑顔で笑えるときが早く来るようにがんばりましょう!
お礼に彼の喜びの表現をもう1枚!
側転って、流行?(笑)
これで、今季は実質終了。
最終戦はDHとSLのみのレースとなり、尻切れとんぼな感は否めませんが明日はイベント色の強いチーム戦。しかも12時開始。
今晩はみなさん、飲んだくれるのでしょうね。(笑)
最後は総合チャンピオンのチークキッス!