アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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リシャールW-CUP初優勝 アデルボーデンGS

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シプリエン・リシャールがワールドカップ初優勝、スヴィンダルも同タイムでW-CUP通算14勝目をあげました。

今日のアデルボーデンは春の陽気。インスペクションも8時45分開始予定が9時30分まで伸び、雪面硬化剤をまいてコースをかためてから行いました。

レースは予定通り開始されましたが、異常な高温の割には雪面の荒れはそれほどでもなく、コースをつくった地元主催者の努力がなんとか報われたのではないかと思います。

1本目ラップを奪ったテッド・リゲティーの4連勝かと思われましたが、2本目コース前半でリゲティがミス。1本目21位からの大逆転でリシャール、そして6位からスヴィンダルが勝利をものにしました。

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写真は1本目インスペクション開始前、リフト乗り場でブーツを履くリシャール。

(調子いいので撮っとこう!と思って正解!笑)

昨晩は公開ドローにも行ってきましたが、例年になく大勢の人、ひと、ヒト、でレースに吊られて選手が登場するアデルボーデン名物ドローはにぎわってました。

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なんか今年は「ひと多いなー」と思っていると、やっぱり今日の観客は29,000人。記録更新だそうです。

あったかいせいもあるかもしれませんね(笑)。

大歓声と、地元スイスの選手がいっしょにコースを滑りおりてくるここアデルボーデンのレースの雰囲気は私にとっても好きな会場のひとつでもあります。

なんとか明日も天気がもってくれるといいなと思います。今日のSLコースオープンはキャンセルになり、コースを保護。明日は高温で荒れないことを祈ります。

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写真は2本目、スヴィンダルのインスペクション。インポールとアウトポールのあいだにひもを張ってコースを保護していました。

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