アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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リレハンメル到着

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1994年のオリンピック会場であるリレハンメルに着きました。

一週間お世話になるペンションには(実際、ほんとにお世話になるという感じのこじんまりとした老夫婦経営のペンションに泊まってます)、オリンピックの写真集が置いてありました。

アルペンスキーファンの方ならそのとき大活躍した選手をよく覚えていらっしゃるかもしれません。

そうです、マルクス・ヴァスマイヤー。

ドイツのベテランがSGとGSで二冠に輝き、当時、下馬評にもあがらなかっただけに日本でもみなびっくりしたのを覚えています。

SLはトーマス・シュタンガシンガーが金、トンバ銀、コシールが銅で木村は18位、石岡拓也が19位でした。

今朝はオスロ空港でレンタカーを借り、2時間でリレハンメルに到着。

ずっと制限速度の時速80kmを守って走りました。

それというのも、クヴィットフェルに行くと言ったときにスウェーデンのカメラマンが「制限速度は絶対守りなよ」と教えてくれたからでした。

今朝、レンタカーカウンターで再度確認すると、係のお兄ちゃんも「そうねー罰金はだいたい800Euroくらいかな」と教えてくれました。

日本も罰金を高くすればスピード違反はなくなるかもしれません。実際、ここまでの道中、80kmで走る私の車を追い越したのはたった1台。イタリアやドイツのように疾風のごとく追い越されるというのは皆無。みな制限速度を守って走っていました。

でも、罰金を高くするなら日本は制限速度を120kmくらいにあげて、ヨーロッパのようにトンネル内や市街地に近いところは80kmにするなどメリハリをつければいいのではないかと思います。(ちょっと話が横道にそれました)

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お昼すぎからリレハンメルの街をうろうろ。洒落た建物のお店が軒をつらねていました。日本のスキー場ではなかなかお目にかかれない光景です。

フランスやイタリアのスキー場でも高級ブティックが並んでいるリゾートがありますが、日本ではちょっと考えられないですね。

そもそも、スキー場に買い物しにくる人がいないのが日本で、こちらの場合、一週間の休暇を同じところで過ごしたりするので、スキーばかりではなく、ショッピングもリゾートには大事な要素なのだと思います。

ライフスタイルの違いですね。

明日はここリレハンメルから1時間のレースコース、クヴィットフェルに行って、プレス受付をすませてコースを見てくる予定。トレーニングランは木曜開始です。