ミカエラ・シフリンが今日のコルティナ滑降で転倒、負傷しました。
立ち上がって、ストックを杖代わりに自分の足で歩いてはいましたが、左脚に負傷を負った模様です。
メディア向けのアナウンスでは、救急車でコルティナの診療所に運ばれ、現状、前十字靭帯と後十字靭帯は無傷との診断だそうです。
続報入りましたら、また追記いたします。
冒頭の写真は、今朝、インスペクションを行うミカエラ・シフリン。
転倒の部分だけの映像しか見ていないのですが、コンプレッションのようにジャンプし、着地のラインが遅れ、そのまま真っ直ぐネットに突っ込みました。
昨日のSNSに、DHスキーのセッティングがマッチしていない、滑っている間に怖さを感じたとコメントを載せていて、少し心配をしていたのですが、その不安が現実になってしまいました。
今季は多くのトップ選手が戦線離脱しています。シフリンまでいなくなってしまうのでしょうか。無事であることを祈ります。
5年前のガルミッシュ滑降でW杯初優勝を遂げたステファニー・ベニエールが2勝目を挙げましたが、シフリンだけでなく、コリーヌ・スッターも怪我を負った模様で、ブリニョーネ、ギジンらを含め12人がコースアウトし、レースが何度も中断しました。
2位はララ・グート・ベラミ、3位は同タイム3人で、カナダのバレリエ・グレニエール(滑降初ポディウム)、クリスチーナ・エイガー(W杯初表彰台)、ソフィア・ゴッジャでした。
明日も滑降第5戦ですが、レースが無事に進行することを願います。
追記:ミカエラ・シフリンが自身のSNSを更新し、コルテイナのホテルの自室で左足に氷袋を乗せている写真をアップしています。
怪我の状況はより多くのことが分かり次第、報告するとのこと。
今はかなり痛く、明日、明後日はもちろん、火曜日のクロンプラッツGSも欠場するそうです。
早期の回復を祈ります。