アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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長谷川絵美2度目の制覇 全日本選手権札幌テイネ

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長谷川絵美がワールドカップ選手の貫禄をみせ、全日本選手権GS、2回目の制覇を成し遂げました。

今日の札幌テイネハイランドは真冬の寒さ。スタート付近の気温はマイナス7度。

今季は寒くて大変だったという日が記憶になく、1月もソチも3月も暖かかったため、今日の寒さは堪えました。笑

絶え間なく降り続ける雪と時折強く吹き上げる風の影響で視界も非常に悪く、固く凍ったバーン以外は選手にとって厳しい気象条件となったレースでした。

写真もおかげで?真っ白け。2本目もまったく好転する気配がなかったので、ゴールでパチリ。

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絶え間ない降雪のためゴールの排雪も完全には間に合わず、止まるのにも各選手注意が必要でした。

写真はゴールでタイムを確認する直前の長谷川絵美選手。

長谷川は2位の向川桜子に2本合計で0.83秒差つけ、3位の川浦あすかには1.18秒離しました。

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日本女子のエースはこの全日本で今季の出場大会を終え、来季に向けてスタートする予定とのこと。

来季のワールドカップGSは長谷川選手が12月のリエンツ27位で獲得したポイントでの1枠と、FEC総合を獲得した向川選手の個人枠、同じくFEC、GS種目別を獲得した新井真季子選手の個人枠、そして国枠の4枠がシーズンスタート時にあります。

2大会連続でオリンピックに選手を派遣しなかった女子は、来季から、その枠を有効に使ってより多くのワールドカップ出場機会を若い選手に与えてほしいと思います。

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写真は2位の向川桜子選手と4位の新井真季子選手。向川選手はすでにワールドカップにはこの2シーズンで6戦出場していますが、新井選手は10月のセルデンに出るとなれば初出場となります。

新井選手は過去のブログ「蛍雪のとき」シリーズでご紹介しています。お時間のある方はどんどんスクロールしてベージ下部の前のページも何度もクリックしてご覧ください。

明日は男子GS。

今季初めてワールドカップに3レース出場した佐藤翔選手の引退レースでもあります。今後もスキー界に携わっていくとのお話が彼のブログにもあります。どうぞご覧ください。

現役引退のご報告/佐藤翔ブログ

http://ameblo.jp/sato-syo/entry-11799844427.html