アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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石井智也初制覇 全日本選手権札幌テイネ

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石井智也全日本選手権を初制覇しました。

今日も降雪の手稲。昨日よりは気温が上がり、絶え間ない降雪とガスで何度もレースは中断しました。

バーンは昨日に続きカメラマンのスキーではエッジのかからないところも多く良好でしたが、少し湿った降雪がコース脇には山盛りで、コースを外れると大きなタイムロスとなりました。

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1本目は武田竜、石井智也、成田秀将の順に「北照高校の先輩順」にトップ3が並びましたが、2本目は智也が先輩を逆転。FEC総合チャンピオンの大越龍之介も1本目から挽回して3位に食い込みました。 

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そして今日は佐藤翔選手の引退レース。

レース後は仲間から胴上げ。ハート地のノボリまで用意しての祝福でした。 

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2本目のゴールにはレースのない「休養日」の女子選手がたくさんつめかけ、モテモテの翔選手でした笑。

石井智也選手は意外にも全日本選手権初制覇。

今年で一線から身を引かれるサービスマンの伊東裕樹さんの前での勝利に、「恩返しができてうれしいです」と語ってくれました。 

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私の「戦友」の取材でも、インターネット中継のインタビューでも、伊東さんに感謝と語って、感極まって涙した智也。

一昨年の全日本選手権でも仲間の引退に涙していたので、ちょっと涙もろいところが彼のいいところです。

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来季は湯浅に次ぐ選手の一人として、ワールドカップでの活躍が期待されます。

明日は男女SL。

女子は長谷川絵美選手の「貫禄の二冠」に期待したいところ。そして、男子は大越龍之介、石井智也、河野恭介、成田秀将、そして引退レースとなる武田竜選手の戦いに注目です。