アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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サンドロ・ビレッタ金 ソチ五輪SC

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「不死身」のケティル・ヤンスルがSCの滑降でトップに立ちました。昨年のシュラトミング世界選手権で膝の靱帯断裂をした選手とは思えません。

2位にはアンドレイ・バンク。3位にDH金メダリスト、マティアス・マイヤーと続きます。

現状、金メダル最有力はヤンスルに0.93秒差の7位につけているイビッツァ・コステリッチ。SLはお父さんのアンテのセットなので、ここは是が非にも金メダルをとりたいところです。

今日も快晴のロサ・フートル。高温が予想されたため、(というかずっと高温。笑)スタート時間を1時間早めてダウンヒルは行われました。

通常DHより5旗門分下げてのレースでしたが、迫力は十分でしたね。

今日の撮影ポジションは、ゴール前の最後のジャンプでした。

これで男子DHの滑走は今回オリンピックで見納めとなりました。

テレビでごらんになった方もすごいコースだと思われた方が多いのではないでしょうか。実際、コース内はカリカリでしたよ!

果たしてパンテュローとテッドはどれくらいリーダーズボードの前に立ち続けるか?そしてそのまま勝ってしまうのか?ボディのミラクルSLはあるのか?!、アンドレイ・バンクがチェコにメダルをもたらすか?

あと2時間30分後にSLがスタートです!

追記:

思わぬと言ったら失礼でしょうが、「伏兵」と言ってもいいサンドロ・ビレッタが金メダルを獲得しました。

大本命のイビッツァは銀メダル。銅はインナーホッファーで自身2個目のメダルとなりました。もしこのあとSGで金をとるようなことがあれば、3色コレクターとなります。

来週土曜のSLは、今日のレース展開をみても雪の状態が順位に大きく影響を及ぼしそうです。

いかんせん気温が高く、雪面硬化剤をまいても効きが悪いようで、2本目はトップと離されすぎず、コースがそれほど荒れない中盤の順位で滑るのがメダル獲得の鍵かもしれません。

明日は女子SGです。どんな伏兵が出てくるか、楽しみでもありますね。