アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ウェンゲンは晴天

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降雪のアデルボーデンから車で1時間、定宿のあるラウターブルネンに移動してきました。

昨日月曜日は曇天でしたが、今日火曜日は見事な晴天。毎年のごとく登山電車で選手のスキーを運ぶメーカーサービスマンの姿が見受けられました。

いよいよ明日から今年のラウバーホーンレーネンのトレーニングランが開始です!

冒頭の写真はラウターブルネンの定宿の部屋からの風景。

一方、韓国では昨日9日と今日10日にファーイースカップSLが行われました。

初日男子はジュン・ドンヒュンが優勝、大越龍之介が2位、皆川賢太郎は10位。女子は長谷川絵美が優勝。清澤恵美子は2位。

2日目は皆川賢太郎が優勝。2位にドンヒュン。女子は清澤が優勝しました。

本来はワールドカップやヨーロッパカップで戦うべき大越龍之介は調子があがらず韓国でのレースを選択し、自己ベストの10.01のFISポイントを獲得しました。

彼はこのあと、フランス、メリベルのヨーロッパカップに出場予定とのことですので、明日にでもヨーロッパに戻ってくるものと思われます。

明、湯浅に続く選手が長らく待ち望まれているだけに、彼には一層の奮起を期待したいと思います。

女子も来週のファーイースカップを出場後、すぐに渡欧し次戦のワールドカップ技術系種目に出場するとの情報もあります。会場がマリボルからクラニスカ・ゴラに変更になっていますが、SLにはぜひ清澤、星に加えてもう一人出場してほしいところです。

ファーイースカップは、大越や清澤、星にとってはワールドカップでスタート順をあげるための手段であって、目的はあくまでW-CUPで順位を残すこと。

彼らだけでなく、他の多くの選手も早くそのレベルまで上がってきてほしいものです。手段が目的になってしまわないように、選手強化もしっかり進めてほしいと切に願います。

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最後の写真はウェンゲン駅に置かれたポール。赤も青もあるのでダウンヒル用ではなく、おそらく練習用ですね。