アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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マルセル・ヒルシャー50勝 W-CUPザグレブ

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マルセル・ヒルシャーがワールドカップ通算50勝目、アルベルト・トンバさんに通算勝利数で並びました。

これで「神様」インゲマル・ステンマルクの86勝、2位「不死身のハーミネーター」、ヘルマン・マイヤー54勝に継ぎ、歴代3位タイの50勝です。

祖国の偉大な先輩に勝利数で並ぶのも時間の問題。今月中にその日が来る可能性は高いでしょう。

気温が高く、水と雪面硬化剤を巻いてのレース、1本目はミヒャエル・マットがラップ、2位に+0.21秒でヒルシャー、3位に+0.59秒でクリストッファーセンがつけました。

それ以下は1秒以上離され、30位は+3.36秒のデビッド・ケトラー。予想以上にタイム差がつくレースとなりました。

我らが湯浅直樹は+3.49秒差の32位でわずかに2本目進出を逃しました。

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インスペクションもウエアを脱いでワンピースと素手で行う湯浅直樹

大越龍之介は53番スタートでしたが、+5.68秒の55位に終わりました。

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平昌オリンピックの「選考レース」はあと、日曜日のアデルボーデンとウェンゲンの2戦と思われますが、龍之介は月末のガルミッシュ・パルテンキルヘンGSまで出場の予定です。

ナショナルチームの選手としてワールドカップ経験を大いに積んで、なんとか2本目進出を果たして欲しいと思います。

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2本目は「いつも通り」、マルセル・ヒルシャーが僚友マットを逆転し勝利。昨日書いたように彼の両脇は今日はご覧のようになりました。

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Snow Queen Trophyを頭に乗っけて、ガッツポーズのマルセル。

お馴染みジオの声掛けに応えてくれました。

さて、湯浅はもう少しで2本目に行けたのにと悔しがっている暇はありません。ザグレブから西へ約900km移動して、3日後にはもうスイス、アデルボーデンでSL第6戦です。(オスロを第4戦とカウント)

私も明日、早朝の空路でチューリッヒに移動します!では、またアデルボーデンから!