アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヘンリック・クリストッファーセン今季3勝目 W-CUPアデルボーデンSL

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ヘンリック・クリストッファーセンが今季SL3勝目、王者マルセル・ヒルシャーを2位に従えてレッドビブを守りました。

昨日もおとといも降り続いていた雨は夜半にやみました。しかし、気温が高く、暖かい空気が深い霧をつくってコースを覆い、選手の視界を妨げるレースとなりました。

マイナス10℃でツルツルの氷だった前戦サンタ・カテリナとは「真逆」とも言えるコース状況でしたが、2位マルセル・ヒルシャー、3位アレキサンダー・コロシロフでと同じポディウムの顔ぶれとなりました。

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4位も同じフリッツ・ドップファーで、今季のSL戦線の上位が固まってきた感です。

表彰の写真はおなじみGiovaniの撮影です。

湯浅直樹は今日も2本目に進めず。 

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しかし、少しづつ、「前進」していると思うのは気休めにもならないでしょうかね。

ポール間違え→失敗コースアウト→片反(途中計時23位)→完走30位まで0.35秒→来週ウェンゲン?

まあ、上記のような「低レベルの前進」では本人はおろか、ファンの皆様も納得していないでしょう。

湯浅は今日アデルボーデンに残り、明日はレースコースで練習をするそうですので、来週ウェンゲンでの奮起を期待しましょう!

おなじく、石井智也、成田秀将の両選手も2本目に進めず。 

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智也は4.55秒遅れの46位、成田は5.57秒遅れに52位に終わりました。

2人には今レースから日本人サロモンサービスマンも帯同しましたので、湯浅とともに、来週ウェンゲンでも周囲の期待を裏切らない滑りをみせてほしいと思います。

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私はこれからウェンゲンのひとつ下の町、ラウターブルネンの定宿に移動します。

当初、滑降のトレーニングランは火曜日からの予定でしたが、水曜からに変更になり、須貝龍選手を撮る機会が一日減ってしまいました。

また、日本のJsportsでは金曜のSCの放送がありません。

その分、私がよりがんばって彼を撮りたいと思います!