後半戦に入ったザールバッハ世界選手権、来季のミラノ・コルティナオリンピックでも採用が決まっているチームコンビ(DHとSL)戦の初代女王はアメリカチームのブリージー・ジョンソン&ミカエラ・シフリン組となりました。
DHでブリージー・ジョンソンがトップタイムの僚友ローレン・マクガに0.51秒差の4位につけると、SLでミカエラ・シフリンが3番手のタイムでフィニッシュ。
合計タイムでスイスのララ・グート・ベラミ&ウェンディー・ホルドナー組を上回って金メダルに輝きました。
銅メダルにはSG金メダリスト、ステファニー・ビニェールとカタリナ・テュルッペの「オーストリア第3チーム」でした。
来年のオリンピックもこの2人の組み合わせで臨むことになれば、金メダル最右翼ではありますが、来季はまたそれぞれの選手のコンディションも異なってくるでしょう。
今回は僅差の戦いだっただけに、どこが勝ってもおかしくないチームコンバインド、オリンピックでも盛り上がりをみせてくれることを期待します。
余談ですが、メーカーさんとしては、同じスキーの選手でペアを組んでくれると嬉しいなーって感じでしょうね。笑
明日は男子のチームコンバインド。
SG金メダリストのマルコ・オーダマットは出場しません。
滑降のメダルセレモニーの前にスイスチーム皆で逆モヒカン刈りにして、はっちゃけた後は、落武者みたいな髪型を丸めて坊主頭にしたオーダマット、その姿はきっと金曜GSの表彰で見ることができるでしょう。