今朝のレンゲンフェルトは本降りの雨。
車で15分、セルデンの町に上がっても降り止まず、そのままレッテンバッハ氷河へ。
険しい山道の最後、ゴールエリア下の大きな駐車場に入る頃にようやく雪となりました。
それでも、車を降りてプレスセンターに向かって踏み出すと、湿った雪がペチャペチャと音を立てました。
気温は9℃、午前中の降水確率は100%。
そして先ほど、メディア用のテレグラムでキャンセルのお知らせが届きました。
「 Due to the current weather situation and the future weather forecast, the jury together with the LOC decided to cancel today's woman’s Giant Slalom. 」
2022開幕戦女子GSは中止となりました。
こちらの一部メディアで話題の15歳、アルバニアのララ・コルトウーリがワールドカップデビューを飾る予定だったのですが、残念です。
明日は天候回復の予報ですので、男子開幕戦は大丈夫でしょう。
追記:63番スタートのはずだった15歳の新鋭、ララ・コルトウーリですが、お母様は2002ソルトレイクオリンピックのSG金メダリスト、ダニエラ・チェカレッリ。
彼女はイタリアスキー連盟と仲がよろしくないようで、旦那さんのアルバニア国籍で出場のイタリア人です。
今夏7月28日、チリで行われたFISレースで初出場、初優勝。
そこからFISレース4戦、サウスアメリカカップ初戦まで5連勝で、「日本式に言うなら中学3年生」のサラブレッドは鮮烈なデビューを飾りました。
彼女のドキュメンタリー的なYouTubeはこちら
女子のレースはなかなか行く機会がないのですが、ワールドカップのデビューシーズンですから、チャンスを窺いたいと思います。