アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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2022-23シーズン開幕

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北京五輪以来のご無沙汰です。

時の流れは早いもので、2022-23シーズンもいよいよこの土曜日に開幕します。

冒頭の写真は成田空港から空路14時間、ウイーン空港着陸5分前の機内から。

みなさまご承知の通り、ロシアとウクライナ上空は飛べず、通常であれば10時間程度で着くところですが、余計に4時間かかる上に円安と物価高、燃料代高騰で航空券も割高。コロナ禍による渡航規制はほぼ全面解除とはいえ、別の意味で欧州は遠くなりました。

そして、個人的にも私的な「心のヒーロー」の引退で大きな区切りがついたことで、今季からの撮影は、今までの18年とは違った気持ちで撮影に臨む、新たなシーズンの開幕です。

ウイーンから乗り継いでミュンヘン空港へ。

いつものレンタカー屋で借りた車はオペルのコルサ。久々のマニュアル車がこれから約2週間の相棒です。

今朝、ミュンヘンでの車の気温計は10℃でしたが、オーストリアに入った頃には16℃。明日、明後日のセルデンの予報も曇りや雨で、気温は高めのようです。

その開幕戦セルデンは残念ながら、日本選手の出場はなし。

安藤麻は腰痛の様子を見ながらのトレーニングが十分ではなく、現状、腰の痛みはないものの、出場は見送りました。

そして加藤聖五は自身のインスタグラムで「ワールドカップ開幕戦欠場のお知らせ。」をアナウンス。

「先日のトレーニングでスキーを巻き込み転倒し、大腿部をスキーのエッジで深くカットしました。(中略)3週間ほどで復帰できる予定なので、LechのPGSからワールドカップに参戦予定です。」

一旦帰国し、裂傷を治して、来月13日のレースから彼の今季のレースが始まる予定です。

いつもならワールドカップ会場の中で、関係者、観客を含めて最も多くの日本人がつめかけるセルデンですが、今年は少し淋しい感じになりそうです。

私は明日早朝、セルデンに移動します!