アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ダニエル・ユール、マドンナ連勝

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ダニエル・ユールが昨シーズンに続きマドンナ・ディ・カンピリオ連勝となりました。

少し暖かく感じた今日のカナロネ・ミラモンティ、それでもインジェクションを打ち込んだコースは荒れることなく、1本目30位はラップのダニエル・ユールに+1.65秒と僅差の戦いとなりました。

期待の小山陽平はここまで滑りを見てきた中では動きが悪い部類に感じられ、+2.95秒の60位に終わりました。

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ザグレブではあと少しで2本目進出という健闘をみせてくれましたが、マドンナは実力を出し切れない滑りのように感じられました。一進一退ですね。

現状、日曜日のアデルボーデンSLは出場予定ですので、今日の反省を活かしてほしいと思います。

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ご家族が応援に駆けつけていた67番スタートの大越龍之介も+3.26秒の62位に終わりました。

昨季ウェンゲンSLのポイントが残っており、WCSL59位で次戦アデルボーデンも出場できる状況ですので、小山陽平とともに日曜日は2本目進出を期待したいところです。

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2位にヘンリック・クリストッファーセン、3位にクレモン・ノエル。これでわずかにノエルをかわしてクリストッファーセンがSL種目別トップに立ちました。

ちなみに総合はアレクシ・パンテュローがトップに立ちましたが、いずれにせよ混戦模様。マルセル引退後の最初のシーズンは毎戦のようにトップが入れ替わるでしょう。

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2本目のゴールで上のユーリのような日本選手の咆哮、久しく見ていない気がします。

最終的な順位はともかく、2本目ゴール時点ラップタイムでこのような「喜び写真」を撮らせてもらえることを楽しみに待ちたいと思います。

私は今晩もマドンナに一泊。明日はゆっくりとインスブルック近くまで移動します。

早朝の日本のみなさま、おやすみなさい。

追記:今週末のアデルボーデンGSに出場予定だった石井智也選手ですが、膝を痛め、しばらくレース出場を見送ることになりました。重症ではないようですが、現状は来週末のヨーロッパカップGSへの出場を考えて休養中とのことです。早期に膝の痛みが引くことを祈ります。