マルコ・シュバーツがアルペン複合初優勝、W杯通算2勝目、初優勝は正月のシティーイベントだったので、「本チャン」のW杯レースは初勝利と言っていいでしょう。
昨晩の降雪予報の影響で、コース準備のために滑降と回転の実施順序を逆にしてSLから行われた今日のアルペンコンバインド。
ラップを奪ったのはここ2戦のSLでマルセルを上回るタイムを叩き出しているマルコ・シュバーツでした。
写真はスタート直前のマルコ。盛んに自分の胸を叩いて気合を入れていました。
しかし、2位のパンテュローとは+0.20秒、3位のビクトールとは+0.87秒。滑降で逃げ切れるかは微妙なところでした。
それでも、冒頭の写真、シルバーホーンシュプルングも果敢に飛んできて滑降は14位でゴール。
滑降10位で合計2位となったディフェンディングチャンピオン、ビクトール・ムファ・ジャンデを上回り、勝利のガッツポーズをみせました。
これで、SL過去2戦の1本目ラップを奪いながら2本目でコースアウトする悪夢を少しは払拭できたのではないかと思います。
前述の通り、これで日曜日のSLの楽しみが一つ増えましたね。
彼のインスペクションは大きなゼスチャーでまるでマリオ・マットみたいです。
アデルボーデンでマルコのそれを見たときは後ろ姿だったので、てっきり弟のミヒャエル・マットだと思ったのですが、よくよく見てみたら彼でした。笑
日曜日のインスペクションもよく観察してみます。
明日はダウンヒル。
ベアト・フォイツの連覇なるか、注目です。