コース整備不良のため、スタート位置をスーパーGのスタートまで下げて行われた滑降トレーニングランは30番スタートのアメリカ、ジャレッド・ゴールドバーグがラップタイム。
2位にも56番スタートからアメリカのウィーリー・メイプルが入りました。
今年のポールセットは例年に比べ少しターンが増えテクニカル、そしてジャンプも大きく飛ばないようになっていました。
92番スタートの須貝龍はバルガルディナ初滑降。
昨日、ヨーロッパカップで滑った経験があると書きましたが、私の記憶違いで、FISレースで全く違うコースだったとのこと。失礼しました。
インスペクション後のゴンドラで短い時間、話をできました。
「初めてなので、どれくらいのスピードが出る中でターンをこなしていかなければならないか想像つかない」と言っていましたが、92番スタートでトップと+7.46秒の92位で無事にゴールしました。
写真は名物キャメルジャンプを初飛行する須貝龍。
明日は今日の経験を生かして、トップとのタイム差を詰めてくれるでしょう。
数多くの大小のコブを飛びながら、ハイスピードターンやエアターンをこなさなければならないワールドカップの中でも難コースの部類のサスロング。
このレースに出場する須貝龍を心底、応援したいと思います。
また、今日、オベルエッゲンで行われたヨーロッパカップSLは65番スタートの石井智也が27位、加藤聖五は1本目、大越龍之介と河野恭介は2本目コースアウトでした。湯浅直樹は出場していません。