地元フランスのアレクシス・パンテュローが昨年に続きここバルディゼールGSでまたもや勝利しました。
これでワールドカップ通算20勝目です。
強風のためスタート位置を下げ、小雪舞う中行われた1本目、ラップを奪ったのはビーバークリークで夏の左足骨折から見事な復活勝利を飾ったマルセル・ヒルシャーでしたが、2本目は右手をポールに引っ掛け、失速。アレクシスに逆転を許しました。
写真は右手にブルーフラッグが絡まったままのマルセル。それでも3位で表彰台は逃しませんでした。
2人の間に割って入ったのはこのコースを得意とするステファン・ルイツ。
40番スタートから6位に入ったアレキサンダー・シュミットと共にドイツチームは喪章を巻いての出場でした。
先日、レイクルイーズのノースアメリカカップでレース中に転倒し亡くなった17歳のマックス・バークハートのご冥福を祈ります。
日本チームからは大越龍之介が出場しましたが、4.74秒遅れの47位で2本目に進めませんでした。
2009年からワールドカップは15戦目の出場の大越龍之介。
意外にもバルディゼールは初めての出場でしたが、明日のSLではなんとか2本目進出を果たして欲しいと思います。
上の写真は勝者アレクシスを讃えるマルセル(左背中)。
明日はSL今季第2戦。
2本目の前に湯浅直樹とゴール近くで会いましたが、今日は別コースで練習をこなしたとのことで、明るい表情でした。
左ひざの痛みは良くなることはないようですが、比較的得意とする部類のベルバルデですので、レビの借りを返して欲しいと思います。
ただ、心配はお天気。雪予報です。こればっかりはどうしようもないですけどね。