アルペンスキー撮影記

毎冬、ヨーロッパアルプスを中心に行われるアルペンスキーワールドカップの魅力を紹介していきます

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ヒルシャー霧中を制す W-CUPレビSL

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今朝の気温はマイナス10℃。一日中太陽が顔を出すこともなく、昨日とは打って変わって寒い一日でした。

今日は「霧中の決戦」

勝者は2本共にラップ、そして2位以下を1.30秒置き去りにしてマルセル・ヒルシャー。ワールドカップSLは通算19勝目を挙げました。

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2位には自身初の表彰台、マリオ・マットの弟、ミヒャエル・マット。

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そして3位には2014年1月ボルミオSL以来の表彰台復帰、2007-08SL種目別王者、マンフレッド・メルグでした。

湯浅直樹は2.16秒遅れの42位、大越龍之介は2.58秒遅れの50位で2本目進出はなりませんでした。

湯浅は2012年に27位、2013年に19位と順位を記録しているレビですが、本人曰く、ワールドカップのコース中最も苦手と語っていたこともあり、今年も出だしは例年通り「スロースタート」となってしまいました。

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大越とはレース後に少し話ができましたが、初戦で少し緊張したとのことで、コース序盤の斜面変化で浮いてしまったと残念そうでした。

またレビにはヨーロッパカップで戻ってくるそうなので、そこでは良い結果を期待したいと思います。 

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次戦SLは来月のバルディゼールですが、その前の「男子高速系開幕戦」であるカナダのレイクルイーズは小雪で開催可否を判断するスノーコントロールが火曜日に先延ばしになりました。

北米はビーバークリークと共に暖かく雪が少ないようで、開催が危ぶまれています。

ヨーロッパはすでに雪に恵まれている会場が多く、一安心していたところだけに、北米は心配です。

私は今晩はレビに一泊してカメラマンの友人と夕食を共にして楽しみたいと思います。

では、また来月に。

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